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産後頭痛の原因と解消法は?血管性頭痛に必要な成分が判明しました

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出産後のママの悩みとして、体調的につらいのが、頭痛、腰痛、肩こりですよね…。

 

中でも特に頭痛は、吐き気や肩こり、めまいを伴うことがあって、育児への妨げになってしまいます。

 

女性には偏頭痛もちの方が多いですが、今まで偏頭痛を経験した事の無かったママは、産後の強烈な頭痛に本当に治ってくれるの?と不安になっていると思います。

 

そこで今回は、産後頭痛の起こる原因、メカニズムを科学的な論文から調べて、その解消法を解説いたします。

 

よかったら最後まで読んでくださいね。

 

出産後の頭痛が起こる原因は?

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出産後に頭痛が起こる原因には大きくわけて4種類あります。

  • ホルモンバランスの変化
  • 血管性頭痛
  • 緊張性頭痛
  • 心因性の頭痛

それぞれ順番に解説していきますね。

 

ホルモンバランスの変化

妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンが必要なのでたくさん分泌されていますが、出産後はエストロゲンの分泌が低下します。

 

この時エストロゲン濃度が低下することで、血管を収縮させる作用を持つ脳内伝達物質『セロトニン』の分泌量も減少し、血管が拡張するため偏頭痛が起こります。

 

セロトニンは痛みの鎮静作用も持っているので、減少することでさらに偏頭痛の痛みが強くなってしまうんですね。

 

これが、出産で変化するホルモンバランスが原因の頭痛です。

 

血管性頭痛

妊娠中は赤ちゃんがお腹にいますので、その重みで硬膜周辺の椎骨静脈が圧迫され、脳脊髄液が少ない状態になっています。

 

また、赤ちゃんの存在で下大静脈の圧迫も起こっていますが、これらが赤ちゃんを出産後、圧迫が解き放たれることで、頭蓋内の血管に緊張が起こり頭痛が発生します。

これが出産時に起こる血管性の頭痛です。

 

緊張性頭痛

これは首や肩の筋肉が緊張することで起こる頭痛です。

 

これは出産に関係のない一般的な頭痛の原因ですが、妊娠中の体の変化と出産後の育児で首や肩の筋肉が緊張状態になり、脳への血流の変化や神経への干渉で頭痛が起こります。

 

また、首から骨盤まで脊椎でつながっているため、出産での骨盤のズレや脊椎の弯曲が首にまで影響を与えて、筋肉の緊張状態の原因になっていると考えられます。

 

これが首から脊椎、骨盤にかけての緊張性頭痛です。

 

心因性の頭痛

これは心の問題で起こる頭痛ですが、妊娠中と出産後の睡眠不足や心身の疲労、産後抑うつ状態では、心のストレスを緩和するために、セロトニンが一度に大量放出されます。

すると脳内で血管が収縮しますが、セロトニンは脳内で少量しか産生されないため、すぐに不足し今度は血管が拡張します。

この血管の拡張が周囲の脳内神経を刺激し、偏頭痛が起こります。

しかもセロトニンが減少しているため、片頭痛の痛みが緩和できずに非常に激しい頭痛になってしまいます。

これが心因性の頭痛です。

 

 

出産後の頭痛を解消するには?

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出産時の頭痛には、たくさんの原因があることがわかりました。

 

自分の頭痛がどの原因に該当するのかは、心当たりがあったり、全くわからなかったりすると思います。

 

いずれにしても、全ての頭痛の原因に対して対策・頭痛解消法がありますので、順番に解説していきます。

 

ホルモンバランスの変化

まず、女性ホルモン・エストロゲンの減少による頭痛ですが、出産後に減少するエストロゲンは自然に回復しますので、出産から日がたってエストロゲン量が元に戻り頭痛が解消されるのを待つしかありません。

 

もし偏頭痛がつらすぎて早くエストロゲンを回復させたい場合は、大豆食品に含まれるイソフラボンを摂取することで早い回復が期待できます。

 

他にはプルーンやゴマ、キャベツなどエストロゲンを回復させるのに有効な食材です。

 

血管性頭痛

出産時に赤ちゃんが圧迫していた血管を解き放つことが原因の血管性頭痛には、妊娠中の腹帯が有効とされています。

 

聖バルナバ助産婦学院の横尾京子先生の論文では、細い腹帯で支えていた妊婦さんの方が、何もしていなかった妊婦さんよりも、出産後の頭痛の訴えが少なかったことが報告されています。
腹帯で赤ちゃんを支えることで、血管などを圧迫しないようにすることで防げるということですね。

 

しかしこれは予防対策なので出産後は効果がありません。その場合は、セロトニンの産生を促す方法を試すことで、痛みの緩和が期待できます。

 

セロトニンの産生を促す方法は後で説明させていただきます。

 

緊張性頭痛

緊張性頭痛に対しては、運動療法が解決法になります。

 

一般の整骨院で構いませんので、首・背骨の歪んでいる部分を調べてもらい、頭痛の原因になっている筋肉の緊張がどの部分で起こっているのかを把握します。

 

そして、整骨院の先生にほぐしてもらうのが一番ですが、出産後は育児で整骨院に通うのが難しいと思いますので、原因部分の筋肉の緊張をほぐす家でできる運動を教えてもらうのがコツです。

 

良心的な整骨院の先生なら普通は教えてくれると思います。

 

心因性の頭痛

心因性の頭痛ですが、これは育児中のストレス、睡眠不足を解消することで頭痛を和らげることができます。

 

産後抑うつ状態を解説するページで詳しく説明しましたが、この解消法には夫、旦那さんの協力は不可欠ですので、もし旦那さんの育児への協力があまり無い場合は、お願いしてみるのもいいかもしれません。

 

しかし、心因性の頭痛もセロトニンの供給量の不安定さがもたらす頭痛なので、セロトニンを補充する方法もあります。

 

これは次の項で詳しく説明させていただきます。

 

 

多くの頭痛の原因に関連するセロトニンについて

脳内で血管の収縮や痛みの緩和に深く関係する神経伝達物質セロトニンは、多くの頭痛の原因に関わってきます。

 

多くがセロトニンが不足することで脳内の血管が拡張し、周りの神経に刺激を与えて頭痛を起こし、しかもセロトニン不足で痛みを緩和させることができず、頭痛を激しいものにします。

 

つまり、セロトニンが常に供給されていれば、脳内血管が安定し、痛みが起こっても緩和してくれるということです。このセロトニンは脳内で産生されますが、量が決まっていてしかも脳で使われる量が少ないことがわかっています。

 

しかも女性の持つセロトニンの総量は、男性の約52%、男性の半分しか持っていないことがわかっていて、これが女性に頭痛が多い要因とも考えられます。

 

そんなセロトニンですが、実は近年の研究で、天然植物ラフマ葉にセロトニンを増やす効果があることが科学的に立証されています。

論文:『セロトニン神経とラフマ葉

 

この天然成分ラフマ葉を利用したセロトニンを増やすためのサプリメントが開発されていますので、これを利用すれば、女性でもセロトニンを増やす効果が期待できます。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

出産後の頭痛の原因はたくさんありましたが、大きくまとめれば、原因はこの2つになるのではと考えられます。

  • 首と背骨からの緊張性頭痛
  • セロトニン不足による血管性頭痛

これに対する対策として、首や背骨の緊張をほぐすための体操やストレッチで体のケアを行い、女性ホルモンの回復、心のケア、サプリなどによるセロトニンの安定供給が必要だとわかりました。

 

とにかく寝不足でも赤ちゃんを育てなくてはいけない産後のママにとって、頭痛の悩みは早く解消するに越したことはありません。

 

この記事が頭痛解消のために役立てば嬉しいですし、頭痛から早く解消されることをお祈りしています。

 

以上、産後頭痛の原因と解消法について解説させていただきました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。(*^_^*)

 

 

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