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赤ちゃん(乳児)のインフルエンザ予防法を解説!予防接種は効果なし?

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秋になり寒くなってくると、赤ちゃんを育てている産後ママにとって気をつけたいのがインフルエンザです。

 

免疫力が弱く抵抗できない乳児にとって、インフルエンザは本当に危険なので、予防することが大切です。

 

ここでは、厚生労働省の意見を参考に、赤ちゃんをインフルエンザの危険から遠ざける方法を調べまとめました。

 

インフルエンザとは

赤ちゃん インフルエンザ 予防

 

そもそもインフルエンザとはどういった病気なのでしょうか?

 

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで発症する症状をいい、季節性のものは例年12月~3月に流行します。

 

38℃以上の高熱と全身の倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状が急激に現れ、それに加えて、風邪症状である鼻水、喉の痛み、咳などの症状が現れます。

 

症状

  • 38℃以上の高熱
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 関節痛
  • 全身の倦怠感
  • 鼻水、喉の痛み、咳などの風邪症状

 

赤ちゃんの場合は言葉で訴えることができませんので、まずは高熱でインフルエンザを疑うことになります。

 

怖いのは、まれですが肺炎になったり急性脳症を発症するおそれがあることで、特に赤ちゃんは注意が必要です。

 

また、季節性のインフルエンザだけではなく、型の新しい新型インフルエンザが流行することもあります。

 

現在、国内で流行しているインフルエンザには次のような型があります。

  • A(H1N1)亜型ウイルス
  • A(H3N2)亜型(香港型)ウイルス
  • B型ウイルス

昔あったAソ連型は、A(H1N1)亜型ウイルスに属しますが、平成21年に発生したA(H1N1)亜型ウイルスに取って代わられて、ほとんど姿を消しています。

 

 

赤ちゃんをインフルエンザから守る方法

赤ちゃん インフルエンザ 予防

 

それでは、産後のママさんにとって気がかりなインフルエンザの感染から赤ちゃんを守る方法について解説します。

 

産まれて1年以内の赤ちゃんは自分で行動できないので、主に周囲のご家族の注意事項になります。

  • インフルエンザワクチンの予防接種をする。
  • 外出後は必ず手洗いをする。
  • 赤ちゃんのいる部屋の湿度を保つ。
  • 赤ちゃんのいる部屋ではマスクをする。
  • 人混みへの外出をしない。
  • 赤ちゃんの栄養状態を良くする。

 

それでは1つずつ詳しく解説します。

 

インフルエンザワクチンの予防接種

インフルエンザワクチンの予防接種をすることで、発病するリスクを減らすことができます。

 

1歳児以下の乳児でも接種できますが、必ず小児科の先生の診察が必要になりますので、お近くの評判のいい小児科に相談しましょう。

 

小児科の先生には、ワクチンを予防接種しに赤ちゃんを病院に連れて来るくらいなら、家でいるほうが安全だから1歳未満には注射しないという方針の先生もいます。

 

ワクチンの有効率ですが、1歳~6歳のお子さんのデータで20~30%だといわれています。

 

これはワクチンを接種した子供と接種しなかった子供に分けた場合、ワクチンを接種した方が20~30%インフルエンザが発症する人数が少なかったということです。

 

1歳以下の乳児に対する有効率ですが、報告に幅がありますが20%~50%くらいといわれています。もし発症してしまっても、重症化や死亡を防ぐのに一定の効果があるとされています。

 

つまり、インフルエンザの発症を必ず防げるというわけではありませんし、義務ではないので、すべてご両親の判断になってきます。

 

赤ちゃんに予防接種をするのが怖い場合、ご両親が予防接種しているだけでも赤ちゃんへの感染確率を下げることができます。

 

外出後は必ず手洗いをする

インフルエンザウイルスが体内に感染していなくても、手についたウイルスで感染する可能性があります。

 

例えば、感染者が自分の鼻水を拭いた手で電車の吊革などあちこち触っていれば、もしそれを帰宅中のパパが持てばウイルスが手につきます。

 

このウイルスは手洗いで予防することができます。

 

さらにアルコール消毒液を購入して流行の期間だけでも使用するのはとても効果が高くていい予防法になります。

 

赤ちゃんのいる部屋の湿度を保つ

部屋の空気が乾燥すると、気道の粘膜が乾燥しバリア機能が低下するので、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。

 

赤ちゃんのいる部屋は加湿器を使い、だいたい50%~60%の湿度に保つように心がけましょう。

 

赤ちゃんのいる部屋ではマスクをする

外出時はもちろんマスク着用でお願いしたいですが、もし万が一ご両親が感染していても、赤ちゃんの前でマスクをしていれば咳やくしゃみの飛沫感染のリスクを大幅に減らすことができます。

 

インフルエンザウイルスはこの飛沫感染が一番多いとされていますので、赤ちゃんの前で咳やくしゃみをするのは言語道断と言えます。

 

人混みへの外出をしない

赤ちゃんは絶対に人混みへ連れて行くことの無いようにしましょう!

 

できればご両親も、出勤などは難しいと思いますが、それ以外では不必要に人混みに行くことは避けるほうがいいです。

 

病院につれていく必要があるときでも、待合はウイルスにとって絶好の感染場所なので、病院に行く前に連絡して個室を準備してもらいます。

 

たぶん小児科の医師がいる病院ならわかっているので、来院していいのか指示をくれるはずです。

 

もし、すでにママさんが現場復帰していて、赤ちゃんが保育所に預けられている場合は、保育所での感染のリスクはあります。

 

しかし、きっちりした保育所では感染予防対策をとっているはずですので、どんな対策をとっているのか確認はしておいた方がいいです。

 

もし不安なら赤ちゃんに予防接種をする考えもあります。

 

赤ちゃんの栄養状態を良くする

これは普通に赤ちゃんを育てていれば問題は無いかと思いますが、もし定期検診で赤ちゃんの栄養状態を注意されているなら、一度先生に相談しておいたほうがいいかもしれませんね。

 

 

予防接種は効果がない?

赤ちゃん 予防接種 危険

 

数年前に、毎日新聞がインフルエンザワクチンには乳児と中学生に予防効果がないとする記事を掲載しました。

 

この記事で、医療現場では小児科の先生がかなり迷惑を被ったようですが、どうやらこの記事は捏造に近いデタラメな記事だということがわかっています。

 

毎日新聞が参考にした論文では、「統計的に有意な結果が得られなかった。」という部分を、毎日新聞が、「効果がなかった」と曲解しているようです。

 

記者は医療知識があるわけでは無いと思いますので、こういった情報は鵜呑みにせずに、疑問は小児科の先生に納得の行くまで質問をして解決するほうがいいですね。

 

特に毎日新聞は捏造記事が多いので注意が必要です。

参考:毎日デイリーニューズWaiWai問題 - Wikipedia

 

 

赤ちゃんがインフルエンザにかかったら…

高熱が出るなど、もし赤ちゃんがインフルエンザに感染したような症状が出た場合は、とにかくすぐに小児科の先生に電話で相談しましょう。

 

小児科が出ない夜間の場合は小児救急電話相談(#8000)に連絡して指示をもらいます。

 

赤ちゃんの病状で治療方針は変わりますので、医師を信じて指示通りに対応しましょう。

 

直接インフルエンザに対しては、タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタといた抗インフルエンザ薬がありますが、原則として1歳未満の赤ちゃんには使用しません

 

しかしタミフルだけは1歳未満の赤ちゃんにも健康保険が適応になりましたので、小児科の先生の判断で使用するかもしれません。

 

そして、基本的には高熱と脱水症状に注意して自宅で安静になります。

 

もし肺炎など重篤化しそうな場合は、入院になる可能性もあります。

 

 

インフルエンザの合併症

赤ちゃん インフルエンザ脳症

 

インフルエンザに罹ると、基本は高熱と脱水、そして風邪症状ですが、まれに合併症が起こることがあります。

 

合併症には重篤化すると命の危険もある怖い病状もあるので、合併症が出ないように注意する必要があります。

 

主な合併症には次のようなものがあります。

  • 熱性けいれん
  • 気管支炎、肺炎
  • ライ症候群
  • インフルエンザ脳症

 

特にインフルエンザ脳症は最も重篤で、インフルエンザの発症後すぐの1日前後で起こり、意識障害やけいれんといった神経症状が出た後、死に至ったり大きな後遺症を残す場合があります。

 

なぜインフルエンザ脳症が起こるのか、はっきりした原因やメカニズムは明らかになっていません。

 

最近では、私立恵比寿中学というアイドルグループの方が、このインフルエンザ脳症で急死されたことが話題になりましたね。

 

 

【まとめ】神経質なほどの予防が大切

赤ちゃん インフルエンザ 対策

 

1歳未満の赤ちゃんの時期にインフルエンザにかからないためには、とにかく神経質なほどの予防が大切です。

 

期間としては12月~3月の流行期間を乗り越えさえすれば、感染の可能性はほとんどなくなりますので、この4ヶ月は特にご両親は、赤ちゃんがいるからと徹底的に予防しましょう。

 

年末年始は、人混みに行くことも多いと思いますが、この期間だけは我慢することも大切かもしれません。

 

インフルエンザ流行の季節は、電車の中で鼻毛を抜くだけで確実に感染すると言われるほどなので、それほど人混みは感染の確率を高めることになります。

 

逆に言えば、赤ちゃんのいる家の中にウイルスさえ持ち込まなければ感染しませんので、とにかく家にウイルスを持ち込まないようにしてくださいね。

参考:厚生労働省【インフルエンザQ&A】
 

 

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